2000年合宿レポート
技術的にどう,こう,といえるのは自転車程度で,あとは所感みたいな内容になってしまっています.
非常に楽しい合宿でした.
<全体の反省/感心した点>
- 先輩は先輩らしく振舞えるようになってきている.一直線に暴走してしまうときもまだあるが,上級生の成長には目覚しいものがある.
- 去年と違い,集合時間などを守るようになった.
- はじめてであろう多い練習量をこなした1年生の精神力に拍手を送りたい.
- 苦手な水泳を克服してきている1年生が多い.すばらしい.
- スタミナ不足の選手が目立つ.今年の冬はLSDをしっかりやって基礎体力の向上に努める必要がある.
- 私の勉強不足.まともに教えられるのは自転車だけ.すいません.
- 練習機材が整備されていない.これは×
- 合宿以前の話だが,期間中の食事の手配のミスなど,マネージメントが今一つだったところもある.来年は同じ失敗はしないで欲しい.
<1日目>
AM:ランニング
PM:スイム
AM
- グラウンドが使えなかったため,外周での練習.
- 来年はランの練習のときはグラウンドが使えるよう,あらかじめ手続きしておくようにすること.
内容は
- アップ−ウィンドスプリント−ペース走−3周TTとして,比較的短時間で終わらせた(暑さ対策).
- 記録はマネージャーのクリップボードを参照のこと.
- 全体的に「練習不足ではないか」と感じてしまった.あまりにも走れない選手が多い.
- 現状では夏だからスプリン系(短時間高負荷,例えばインターバル走など)の練習を行いたいが,その前にまずは基礎体力から作らないといけない.
PM
- 内容はドリル−1000×10本と,大学生時代によくやっていたものを行ってみた.
- ドリルは杉本に以前作ってもらったもの使用.
- 1000×10本のようなメニューを1年生は今までやっていなかったらしく,メニュを発表すると「できるか?そんな長いの?」と驚く人が多かった.→結果みんなこなしてしまった.やればできる.
- こちらについても,もっと泳いでスイムに慣れて欲しいとおもう.
<2日目>
AM:バイク
PM:スイム
AM
- 自転車の基本的な技術練習/ローラー台の練習/エルゴメータを用いたトレーニングを実施.
- スラローム/ボトルキャッチに最初戸惑う部員が多かった.やっていくうちにだんだんできるようになってくのは,やっぱり若いからか?(意外とできない人が多い.)
- エルゴメータを使ったトレーニングは,私の勉強不足もあり,あまり効率的に行うことができなかったが,体力診断テストでおおよその各人の力がわかった.
- 新車を持ってきた1年生が多数いた.
PM
- 内容はドリル−500mのT.T.×1とした.昨日の練習の疲れがあるらしく,あまり無理はできないと判断しての練習量である.
- 昨日まで上手に泳げなかった後藤が,他の選手と同様のメニューがこなせる程度まで技術が向上した.飲み込みの早さに驚いた.
- 500mを一気に泳ぐのは今回がはじめて,という一年生が今日も多かったが,休憩している選手が泳いでいる選手を励ましてみんなでこの練習をのりきった,という印象をうけた.このように今後も互いに刺激しあってがんばっていってもらいたい.
<3日目>
AM/PM:バイク(ロングライド)
内容
- コースは学校−山中湖の往復で,県道394号(旧RT246)とRT138を使用した.また山中湖では1〜2周を周回した.総走行距離は100kmである.
- 最近のクラブでは初めてといって良い,本格的ロングライド.6時過ぎに部室前を出発,2グループに分かれて出発した.栗田は車で追走した.
- 休憩ポイントは,県道394号上の南御殿場駅(無人駅)そばのローソン,RT138キリンシーグラムそばのローソン,RT138籠坂峠を下って山中湖に出る交差点左側のローソンの3箇所.全部ローソンなのはたまたまである.また,県道394号からRT138に変る交差点,RT138の有料道路(東富士周遊道)と一般道との交差点では,間違えないようにあらかじめ栗田が先回りをして方向を指示した.
反省点
- 自転車乗りはじめの選手の中には,坂を登っているのに落車をしてしまう者,溝にタイヤが挟まって落車してしまう者など,単独落車が目立った.
(原因/アドバイス)
- 周りを見ていないと落車することが多い.特に登坂路で苦しいときに下を見てスピードメータばかりを凝視すると,蛇行の原因になる.苦しくても前を向いて走ることが上達の秘訣か.
- パンクが多すぎる.
(原因/アドバイス)
- 白神→タイヤが細すぎる.せめて700×23C(27インチの23mm幅)のタイヤに替える事.
- その他のパンクした者→走っているところが悪い.例えば道路がえぐれてできた穴に落ちて,リムを強打することによって発生するパンクは前方を見ていない証拠.前を見ながら走ること.
- 道に迷った部員がいた.→本人は当然だが,これは私を含めて他の部員にも非はある.初めての場所に行くわけだから,仲間がはぐれそうなときは必ず待つこと.そのためにも常に周りに気を配ること.
次回のロングライドにむけて
- 次回やるときは,車を出したくない.(車が必要になるほどのトラブルは今回は無かった)ということで,栗田も自転車で追走したい.
- 休憩ポイントをもう少し減らしたい.(50km/3箇所は多すぎる.2箇所で十分)
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