変なミスをしなかったので、実力を出せたと思う。しかし、アップの時間がすくなかったのと、前回の高校生トライアスロン大会で、水を取りすぎて腹痛になり実力を出せなかったことから、今回の大会ではまったく水分を取らなかったため、ミネラルが不足し、スタート時から足がつるというハプニングが起きた事が悔やまれる。だが、一昨年や去年みたいなミスではないので、あまり悔やんでいない。
試合の感想としては、第一ランは足がつる以外問題はなかったが、バイクで大きな欠点が発見された。バイクを出発したとき、ちょうど前にいるグループについていった。そしてハイペースの中、後のことを考えるのを忘れバイクだけに全力を出している感じだった。
予想どおり、第二ランでは足がバテバテで、後ろからくる人を待っているという感じだった。それほどまでに遅かった。今までの試合から見ると、自分はバイクからランへの切り替わりが苦手で、最後にスパートを持ってこられないみたいである。そうすると、前半に貯金をため、後は野となれ山となれみたいな感じでがんばるしかない。馬でいう[逃げ馬]だろう。この冬は、まさに持久力と、長い距離を走る練習が必要となる……かな?
あと、試合をしていてわかったのが、トランジッションエリアでのすばやい行動にあまりにも差があるということ。ランからバイクへ変わるときに、ここでまず差がつけられる。たとえたった5秒差ぐらいでも、バイクでは2、30メートルぐらいにはなるし、第一に集団に取り残されるというのが一番痛い。一度離れてしまったら、後は自力で合流するしかない。それだけで、無駄な労力を使ってしまう。一人で風を受け、集団に追いつくのは、かなりつらいものがある。しかしこれだけは、経験がものをいい、自分たちにとってかなり不利なものがある。
やはり、トライアスロンや、デュアスロンは経験の積み重ねのような気がしてきた。そうなると、金や経験のない若者には不利に思えてくるが、今回の大会で、立命館大学の人が総合優勝をかっぱらっていったので少し希望が見えてきた。まあ、そこらのおっさんより練習時間はあるので、これを武器にがんばっていきたい。