帰りは早めに出ましたが休憩したのに疲れが取れていなくて、
走り始めの市街地では平均時速20kmも出せず、
ちょっとの坂や向かい風がきつくて時間通りに帰れるか心配でした。
しかし、1班に会うちょっと前のJAの店で休憩したくらいから疲れを感じなくなってきて
行きに近いペースで行けました。
あまり坂を通りたくなかったので、
行きに道を間違えそうになったほうには行かずに国道52号線のほうを通りました。
そしたら行きに通った道よりきつい坂があったから余計大変になった気がします。
トンネルに入りそうになったので身延駅方面の橋を渡り、
身延駅あたりから行きと同じ道を通りました。
アップダウンが激しかったので大変でしたが
帰りのほうが下り坂が多かったので行きより楽でした。

佐野温泉とダムを越えた十島駅付近で道が別れていて
どっちから来たのかわかりませんでした。
一回橋の向こうに行って国道52号線を見たけれど、
見覚えがなかったので戻って川の東側の道を通りました。
行きに通った県道10号線は国道52号線と同じほうにあったらしいけど気付きませんでした。
その川の東側の道を通ったらかなり急な坂があったので
間違えたことに気付いたけど看板に富士に行けると書いてあったので戻りませんでした。
1班と同じ行きに通った道の対岸の道を通ったみたいです。
この道では拡大した地図の場所や行きに山梨県入りを確認した場所を通りませんでした。
こっちのほうが道も一本でわかりやすく坂も少ないので走りやすいと思います。

途中で行きに見た食事処を見つけたのでそのまま走っていれば行きと同じ道に入れるみたいです。
富士では県内最後のセブンの位置がわかりませんでしたが、
行きとは違う山道でトンネルを通らず富士川沿いに出れました。
その後からは千本浜沿いの道でどこを曲がるかわからず、
道を間違えるまでは行きと同じ道を通りました。
橋を越えて千本浜沿いの道に入ったあたりから急にテンションが高くなって、
そこからずっと時速30km近いペースで走りました。
陸上選手のランナーズハイのような状態になったんだと思います。

千本浜沿いの道を走ってたときがロングライドの中で一番楽しかったです。
疲れを感じなくてもっとスピードを出したくなり、
自転車で走っているのがすごく楽しいと感じました。
高専につくまでその状態が続いたので、
いつもは長く感じる下セブンから高専までの坂も短く感じました。
高専に着いたときはまだテンションが高かったこともあり、
甲府まで行ってこれた達成感で自転車を使えばどこにでも行ける気がしました。

今回のロングライドは楽しく、自分のためにもなったので行ってよかったです。
ただ次にどこか行くならもっと気軽に行ける場所がいいです。

今回の走行に関して気になったことを少し。
今回のように走行距離にに対して時間的余裕がない状況で
班編制する場合、そのコースを1度でも走った経験がある人を
最低1名おいておくべきかと思います。
そうすることで、全体のペース配分や、コースミスしたときの
リルートがスムーズなり、結果的に走行時間の短縮に
つながるかと思います。

特に、公道を使った練習では焦りや不安から事故にあう確率が
大きくなってしまうことも否定できませんし。
我々社会人であれば、時間的なものや、安全性をを考慮し
途中で引き返したり、輪行に切り替えたり、といった判断も可能ですが
まだ精神的にも未熟な彼らにそれを望むのは、難しいかと思われます。

私たちが、ショップのツーリングでコースを決める場合
一番遅い人のペースを基準に、どんなに遅くなっても日没前に
帰宅できる距離とルートを決めることにしています。

後は、走行前に最低限、タイヤの空気圧とチェーンのグリスアップは
習慣づけておいてほしいかなっと。
朝集合した時点で、全員のマシンチェックをするのがベストかと思います。

今回、同行した一年生(名前忘れてしまいました。ごめんなさい)の
空気圧が異様に低かったので途中、私の手持ちのエアボンベで入れたのですが、
携帯用のインフレータはあくまでもエマージェンシー用であり、
通常走行で必要最低限な空気圧（700x28Cで5〜6気圧）を確保できないことを
知っておいてほしいと思いました。

それと、走行中キープレフトを意識しすぎるのか、
路肩の路面が悪いところを走行してふらついてしまうような場面を
よく目にしました。

なんだか、ネガな部分ばかりを取り上げてしまって申し訳ないのですが
最後に、完走した皆さんの精神力はたいしたものだと感じました。
皆さんにもよろしくお伝え下さい。