ディレーラの不調について
2003/5/30
ディレーラーの調整について.
不具合の原因はいくつか考えられます.
大体以下3点が大きな原因です.
- オイル切れ
- エンド(ディレーラーが取り付くブラケット)の曲がり
- チェーンが長い
- ワイヤの伸び
上から順番に確認/メンテナンスしてみてください.
- オイル切れ
まずはアウタワイヤーの内側にCRCをノズルを使って吹きかけてみてください.
アウターとインナーが引っかかっているだけなら,これで解決する場合があります.
栗田の自転車もメンテナンスはまずこれからです.
- エンド曲がり
以外と多いのがエンド曲がり.自転車こかすだけでも場合によっては曲がってしまいます.
後からエンドを見てみて曲がっていないか確認してみてください.
もし曲がっているのならば,専用治工具で曲げなおします.
ラジオペンチを使って安易に曲げようとすると失敗します.
(栗田経験済み.ねじ部の半分のみが缶ジュースのプルタブのように曲がってしまいます.
これは悲しい.これを失敗しただけで事実上自転車がお釈迦になりました)
工具が無ければ自転車やサンに持ち込み修理です.
- チェーンが長い
長いとスムーズに変速しません.
最近チェーンを交換されていますから,気になります.たるみは原因の一つです.
申し訳ないのですが,伸びの指標となる見方を忘れてしまいました.
ロードならディレーラーのプーリーの位置でわかるのですが,
知識が乏しいので,MTBだと具体的に「これぐらい」,とはいえません.
他参考書をご覧ください.ごめんなさい.
- ワイヤの伸び
実はワイヤーの伸びは,最初にしっかり組まれた自転車ならば,そんなに起きるものではありません.
若干の伸びによるものならば,アウタワイヤの受け(ホルダー)がねじになっている部分が,
変速機側/ディレーラー側それぞれにありますので,
ねじをゆねめる方向に回してみて調整してみてください.
それでもだめなら,参考書(説明書)を見て,根本的にワイヤを張りなおさなければなりません.
ここまできたらワイヤ交換を視野に入れる必要があります.
戻る