この間の土曜日,皆さんと一緒に自転車に乗ったわけですが,特に森田と羽切のサドルの高さが気になりました.明らかに高すぎなのです.
森田に関しては
「最近ひざが調子悪い」
「2,3年で足はもうだめかも」
との話も聞きました.
いつも行っている自転車屋さんにこの話をしたところ,次のような返事が返ってきました.
後輩君の件ですが、もし彼が本気で今後もスポーツとして自転車を続けていきたいのなら現在の状況を必ず変えた方がいいと思います。簡単に説明できることではないので、目安をお教えします。
サドル高:
サドルに座りかかとをペダルにのせ(使用するシューズをはいて)足が膝を中心として少しくの字に曲がるくらいがいいです。
ステム長:
サドルの鼻先に肘をあてて腕をハンドルに向けて伸ばし中指の先端がハンドルを軽くさわる位のながさ。
ギャ比:
17歳というとまだ骨格が成長しきっていないので重いギヤは踏まないことです(UCIの規定では18歳以下は最大で48×13tとなってます。
以上/REGARDS
チーム リマサンズ/TEAM LIMASONS
松永/Matsunaga
とセッティングそのものは,自転車の本に書いてあるようなアドバイスかもしれませんが,たとえば重たいギヤを踏まないほうがよい理由など,選手のためを思ったアドバイスをしていただきました.
また,
「簡単に説明できるものではない」
という言葉に表されるように本当に自分のポジションを探るためには通いの自転車屋も必要だとかんじます.(私はこの人に自転車にまたがって クリートの位置からライディングフォームまでアドバイスしてもらってます.)
さて,このようなセッティングは,最初の1,2ヶ月
「自転車が進まない!」
というじれったさに悩まされます.そこを我慢すると
「重たいギヤもまわせるようになりますよ」
とブリジストンアンカーのサテライトチームの若い人に
(君たちと年齢はあまり変わらないんじゃないのかな?)
練習中言われたこともありますので,頑張ってみてください.
好きな自転車を長く乗りませんか?
今,無茶をして数年後は乗れない足になってしまう,というのはあまりにも寂しい話です.これからのためにポジションを見直してみましょう.
でわでわ.
怪我知らずのくりたでした.