【エネルギーと流れ】
科目 内容
水力学
飛行機は、どうして鳥のように空を飛べるの?

私たちは毎日、水や空気に囲まれて暮らしています。
水(液体)や空気(気体)は、わずかな力で形が変わり、流れが生まれることから、”流体”と呼ばれています。
その流体の性質や、流れのメカニズムを調べる学問が、”水力学”(流体力学)です。
水力学を応用した機械は、飛行機・自動車などの乗り物、エンジン・ポンプなどの機械、風車・ヨットなど自然を相手にするものから、家庭の洗濯機・掃除機まで、私たちの周りにいろいろあります。
また、建築・土木・気象などの分野でも重要な学問です。
授業の中では、流体の基本的な性質を理解しながら、流れを表現するいろいろな式を学んでいきます。

熱力学
燃料を燃焼させることなどで得られる熱エネルギーをどのようにして仕事(自動車を動かしたり,発電機をまわしたりすることです)に換えるかを学びます.
地球上で最も深刻な問題となった地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出を減らすためには,熱エネルギーから仕事への変換効率を高めなくてはなりません.
この科目では様々な熱機関(エンジン)の動作原理の基礎を学び,それぞれの機関の効率がどのように求められるかを学び,さらに,どのようにすれば効率を良くすることができるのかなどについて考えます.
油空圧工学
自動化・省力化装置やロボットを動かすために、高圧にした油、水および空気を機器内に流します。
この流れの状態、機器の特性および新しい機械の機構に応用する技術を学ぶことができます。
伝熱工学
様々な機器(自動車のエンジンやコンピュータのCPU)で発生する熱は,機器の性能低下につながるため早く取り除いて,温度を下げる必要があります.
一方,真冬の布団には体温を逃がさないようにすることが求められます.
この科目では熱移動の基礎について学びます.
戻る