【実験・実習など】
科目 内容
工学基礎T
工事中
工学基礎U
工学全般の基礎を支えるには、機械工学のみならず幅広い分野の知識を身につける必要があります。ここでは工学に共通の基礎知識を実験・実習を通して幅広く体得すると同時に、自主的および継続的に自己能力の研鑽を計画的に進めることができる能力と姿勢を身につけます。
機械工作実習
U〜V
ものを作り上げるには、素材をいろいろな形に加工しなければなりません。
機械を作っている素材は金属が主であるため、さまざまな方法でものを作っていきます。
例えば、金属の板や棒やかたまりなどを削ったり曲げたり孔をあけたりします。
また、金属を一度溶かして固めたりもします。
人間の手で加工する場合もあれば、機械を使って加工する場合もあります。
機械にも人間が直接動かすものと、コンピュータ制御で動かすものがあります。

料理を作るときにさまざまな「調理法」があるのと同じように、ものを作るのにもさまざまな「加工法」があります。
機械工作実習では、これらの加工法の基礎から応用までを、実際に自分が加工することによって身につけます。

機械工学実験T・U
座学で学ぶ機械工学をより深く理解するために,理論だけでなく実験を通して基礎知識を体験的に学びます。実験機器の構 造・原理・使い方を理解し、実験の心構えや、安全で正しい実験を行うことのできる能力を身に付けます。また、データのまと めやレポートを作成することにより、技術者に求められる表現方法を学びます。さらに、実験課題をグループで検討するので協 調性やコミュニケーション能力の向上にも役立ちます。
学外実習T・U
主に4年生の夏休み期間中に企業などで研修を受けます.
高専とは違った環境で1〜2週間研修を行い,働くことの意義と楽しさを見つけることができ,参加した学生は一様に有意義な時間を過ごせたとの感想を持っています.
機械工学科ではクラスの約半数の学生が参加します.
機械工学演習T
編入生および留学生を対象とした講義です.高学年になると,勉強も難しくなるため,高専の勉強に不慣れな編入生や留学生をサポートします.特に専門科目の基礎として必要な,数学や物理を中心とした授業をしています.
機械工学演習U
工事中
工業外国語T・U
日本に限らず世界中から技術に関するさまざまな情報を獲得したり、自分から伝えてゆくためには、技術英語を使えることが必要です。
このため、機械工学に関連した技術英語を勉強します。
専門的な言葉だけでなく、技術英語の表現方法などについても勉強します。
技術表現演習
科学者または技術者として生きていくためには、専門知識やそれを駆使できる創造力だけではなく、熟達した科学技術文章の作成能力と、正確に伝えるプレゼンテーション能力が要求されます。この授業では、それらの基礎的な能力を養成します。
卒業研究
機械工学科の先生1人が4,5名の学生を担当し、それぞれの先生の専門分野に関連した研究を1年にわたって行います。
専門的な知識や技術を使って、問題を見つけ出し、それを解決するための方法を考え、その方法によって得られた結果を検討します。
それにより例えば、自分の考えを的確に伝える、討論をする、必要な情報を集めるなど、専門知識以外のさまざまな能力も総合的に磨かれます。
年度の終わりには研究論文をまとめ、研究成果を発表します。
優れた内容のものについては、学会などでの発表の機会もあります。
機械工学科で5年間学んだ成果の総仕上げといってもよいでしょう。