沼津高専 専攻科 機械・電気システム工学専攻機械コースの紹介 本文へジャンプ
小型風洞の設計・製作

 本実験では,小型の風洞を設計・製作し,その特性を調べます.有限要素法を用いた流れの解析,設計,製作,性能評価を通して,風洞の原理,種類および利用目的などを理解ます.それに加えて,創造力,独創性,チームワークについても体得することが目的です.


 風洞とは,人工的に空気などの流れを発生させ,実際に流れ場などを観察する装置です.現在では,航空機や鉄道車両などの空力特性の評価に用いられています.

設計〜解析
 風洞の設計を行うにあたり,まず風洞の調査から始めました.風洞について理解を深めたあと,大体の寸法を決定し,有限要素法を用いて,空気の流れを解析しました.

風洞の解析結果

製作〜性能評価
 有限要素法を用いて解析した風洞を製作し,性能評価しました.
 風洞の製作には日程計画を行い,仕事を分担し計画的に作業を行いました.
 性能評価では,他の大学や企業の風洞を調査し,製作した風洞と性能の比較検討を行いました.


製作風景

製作した風洞

 風洞の設計・製作を通し,風洞および流体解析について学ぶことができました.なお,風洞実験は,都市開発などにも応用されており,将来的にも重要な実験であることを認識しました.
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